まずは現状を説明します。発端は丸山高弘さんのブログの5月31日の記事と6月1日の記事で、現在の日本の児童文学ではゾロリをのぞいて魅力的なキャラクターが絶滅状態にあるという問題提起がなされたことです。そこへわたしが反対する立場からコメント欄にお邪魔した次第です。詳細はリンク先を参照してください。 そちらのコメント欄でわたしは丸山さんの論拠を確認しているばかりで、自分から積極的な意見発信をしていません。それではフェアではないので、こちらから「日本の児童文学に魅力的なキャラクターはいる」という論拠を提示したいと思います。なお、コメント欄でわたしは「魅力的かどうかという問題の立て方は主観的すぎるので、ある程度目に見える指標を導入しないと議論は平行線になってしまう」と指摘しているので、論拠は客観的なものを提示することを心がけます。 まずは、書店に行って平台にある人気のシリーズを見てください。そこには
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