LINEは3月1日、企業のLINEアカウント向けに、「友だち」になっていないユーザーにも情報を発信できる機能「通知メッセージ」を発表した。公共料金や荷物の配送予定日、搭乗便の遅延・欠航など、広告以外の「重要性・必要性が高い情報」を配信できる。業務効率化や経費軽減に加え、ユーザーの利便性向上につなげる。 これまでは、ユーザーが企業から情報を受け取るには、企業のアカウントを「友だち」登録する必要があったが、通知メッセージは登録がなくても届く。まず、東京電力エナジーパートナー(TEPCO)、中部電力、東京ガス、日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)、ヤマト運輸が参加。各社とは調整後、順次サービスを開始する見通し。ユーザーの反応を見ながら、旅行や飲食店の予約通知など拡大を検討する。 配信の仕組みは、(1)企業がハッシュ化した電話番号と通知メッセージをLINE側に送る、(2)LINEが保持する電話
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