日本語で読める韓国のウェブ漫画のうち、一大ジャンルをなしているのが武侠モノである。代表的なものに『天涯峡路(てんがいかいじ)』や『華山転生(かざんてんせい)』がある。どちらも韓国の「新武侠小説」をコミカライズしたものである。 武侠小説は中華圏がその発祥地だが、それが韓国ではどのように受容されていったのか。韓国の小説家、批評家のソン・ジサン氏が語ってくださいました。【2020年9月7日】 (ソン・ジサン氏の著書内の武侠小説年表について、日本語で概略を説明しています。これについては事前にソン・ジサン氏にOKをもらっています) (武侠の「侠」は本来「俠」ですが、このまとめでは基本的に「侠」で代用しました)