Published 2021/09/11 07:30 (JST) Updated 2021/09/11 11:12 (JST) 全国大会で優勝経験のある帝京第五高(愛媛県大洲市)の剣道部で、総監督を務めていた男性(62)が自身の誕生日に合わせ、部員が集めた現金を受け取っていた。運営法人は「教員の適格性に欠ける」と判断し、4月に解雇。学校側は取材に強制ではなかったとしていたが、調査した第三者委員会は強制性を認めた。 金額は1人当たり5千円で、高校生にとって大金だ。子どもに現金を渡した保護者は、子どもから「払わなかったら自分が孤立する。それが怖い」と言われたと明かす。強豪校の指導者が持つ権限を背景にした、いびつな構図が浮かび上がる。(共同通信=市川真也) ▽社会的儀礼の範囲超える 共同通信は副校長でもあった元総監督が部員から現金を受領したとの情報を得て2019年11月、本人を取材。「受け取った
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