「可愛すぎる海女」「美しすぎる議員」など、“職業美人”が人気ですが、ついに「可愛すぎる忍者」が見つかりました。奈良に住む17歳の女子高生。父は忍術のエキスパート、母は伊賀流忍者の末裔だそうで、放課後に女忍者「くノ一」に変身します。まさにクールジャパン。記者が取材しました。 意外に地味な忍者修行 3月の昼下がり、奈良県橿原市の自然公園。周囲に草木が生い茂る広場で鍛錬が始まった。記者は装束姿。人気のない場所を選んだのは、ちょっぴり恥ずかしかったからだ。 まずは両手を組み、呪文を唱える「九字護身法」なる精神統一。それが終わると、「歩法を教えます」と忍者集団「黒党(くろんど)」代表(頭=かしら)の黒井宏光さん(54)が言った。歩法とは忍者が習得しなくてはいけない約20種の歩き方で、敵に見つからないよう音を立てないのが基本だ。 小指から足をそろりとおろす「忍び足」に、攻撃をかわせるよう内股ですり足を