ニコンが19日に発売する「D90」を借用できたので、外観とメニューを中心とした記事を掲載したい。実写や詳細な使い勝手については、後日に掲載する予定だ。 D90は、APS-Cサイズ相当の有効1,230万画素CMOSセンサーを採用するデジタル一眼レフカメラ。ニコンではミドルクラスと表現しており、同じくAPS-Cサイズの撮像素子を搭載する「D300」と「D60」の中間に位置する。店頭予想価格はボディのみで12万円前後の見込み。 外観から受ける印象は、ほぼ前モデルの「D80」と同じもの。ただし、グリップ上部およびペンタ部にあしらわれた逆三角形の意匠は、昨年秋からの新モデル、D3、D300、D700、D60に共通するもの。小型ボディながら、グリップを握ったときに感じる密度の高さはD80と同じだ。 機能的には、ライブビューの搭載と、HD動画記録への対応がトピックだろう。動画記録は、ライブビュー中にマル