夏休み、お子さんとゆっくりと時間を過ごして、成長や変化やいろいろなことに気づき、しみじみと噛みしめている方も多いのではないだろうか。 子育ての醍醐味……。そういえば「こんなに密な時間も、子どもの手が離れるまでのわずかな間」なんていう表現をあちこちで見かける。この「手が離れる」という言葉、子どもにもよるけれど、だいたい小学校の高学年辺りを意味して使われているように感じる。 つまり赤ちゃんから小学校低学年くらいまでが親が世話をする子育ての一番忙しくて重要な時期で、そこから後は子育てとしてのニーズは下り坂、親の出番がぐっと少なくなるというのが日本のおおよその共通認識。ところが、米英ではむしろ子どもが学校に上がってからが子育ての重点を置くべき局面、ということで、認識に興味深い違いが見られる。米国の元外交官で、国務省の重要ポストに就いていたワーキングマザーであるアン・マリー・スローターが、2人のティ
![英米人の母がティーンの子どものために仕事を辞めるわけ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6c5946e4c0a0be950ca8f53e5fb481bd5fdcaf30/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.aacdn.jp%2Fapp%2Faa-news-front%2Fimages%2Faa_logo_322_189.png)