[CEDEC 2010]切込隊長&みずほキャピタル逸見氏,2つのセッションから見えてくる「ゲームに投資してもらう」ために必要なこと 編集部:TAITAI ゲーム作りが個人制作の延長のような状況だった時代から数十年。産業化が進み,またそれと同時に,プロジェクトそのものにも莫大な開発費が必要なっているのが昨今のゲーム業界の状況である。一方で,どうやってコンテンツを開発するための資金を集めるのかは,他のコンテンツ産業同様に,長年ゲーム会社各社が頭を悩ませている大きな課題だ。 なぜなら,いわゆるコンテンツビジネスは投資に対するリターンが計りづらく,結果として,投資家はゲーム(というか,コンテンツ産業全般かもしれないが)に対する投資を渋りがちだからだ。簡単にいえば,「水物には投資しづらい」という話である。 とくにゲーム産業が成熟し,右肩上がりの急成長も今後は望めないという今。ゲーム会社は,会社を経営
「パチンコのような単純さ」で1000万ユーザー獲得 グリー田中社長が語るヒットの極意:CEDEC 2010(1/2 ページ) 携帯電話向けソーシャルゲームが盛り上がっており、GREEの「釣り★スタ」のように1000万ユーザーにプレイされるゲームもある。1000万規模のヒットを狙うにはどうすればいいのか。ゲーム開発者向けイベント「CEDEC 2010」のパネルディスカッションで、グリーの田中良和社長は、パチンコやテレビのような“単純さ”が必要と説いた。 田中社長は、GREEにゲームを提供するスクウェア・エニックス・ホールディングスの原口洋一専務、芸者東京エンターテインメント(GTE)の田中泰生社長ととともに、ソーシャルゲームとパッケージゲームの違いなどを語った。モデレーターはエンターブレインの浜村弘一社長が務めた。 「1000万ユーザーいかないとヒットじゃない」 GREEは2125万会員。携
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