2013年12月7日、8日の2日間、コンテンツ文化史学会は、同学会主宰による大会“キャラクターを作る/動かす/考える”を、東海大学高輪キャンパスにて開催した。両日共に研究会の参加者による研究発表やゲストを招いてのシンポジウムが行われたが、ここでは『ダンガンロンパ』シリーズのアソシエイトプロデューサーである齊藤祐一郎氏がゲームが完成するまでの秘話を語った講義を中心に、その模様をリポートしていく。 本題に入る前に、まずは“コンテンツ文化史学会”がどのような会であるのかを説明しておきたい。名前にコンテンツとあるように“さまざまなコンテンツタイプを統合的に考察すること”が学会の目的。ゲームや漫画、アニメーションごとの学会は存在するが、コンテンツを楽しむ人間はそのすべてを複合的に楽しむものという消費者の立ち位置から、より相互のコンテンツを包括的に学び、研究していくため、定期的な学会(研究発表会や懇親
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