人は生きていれば、さまざまな「苦難」に直面します。 そして、苦難に直面したときに、それを乗り越えられる人と、苦難を目の前にして戸惑い、逡巡してしまう人がいます。 苦難に直面したときに、いかに、そこから這い上がることができるのか 逆境に苦しみ、いかに快復をとげるのか? そうしたことを可能にする個人的資質・個人的能力のことを「レジリエンス」(逆境からの回復力)といったりします。日本では、東日本大震災以降、特に注目されることになった概念です。 ▼ せんだって、フェイスブックCOOのシェリル・サンドバーグさん、ペンシルバニア大学の組織心理学者であるアダム・グラントさんがお書きになった「Option B(オプションB)」を読みました。「OptionB」は、FacebookのCOO・シェリル・サンドバーグが夫を亡くされたことがきっかけになり、書き記されたものです。 「Option A(最善の選択肢)」