『ビジネスパーソンが知っておきたい エグゼクティブの英語』(清水晶彦著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)の著者は、デルタ航空で客室乗務員を勤めている人物。大学卒業後、外資系銀行・証券会社、外資系航空会社の機内サービス勤務を経て、いまから21年前の1997年11月に客室乗務員になったというベテランです。 おもに機内で、世界を股にかけて活躍する多くのエグゼクティブと接してきたそうですが、そんななか、日常的に残念に感じていたことがあったのだといいます。それは、日本人のエグゼクティブの英語には不躾なものが多いということ。 以前、アメリカに向かう飛行機の中でこんなことがありました。明け方にアメリカに到着する便だったのですが、夜が明けてきたころ、窓際に座っている欧米人の方が、窓のシェイドを開けて、外の様子を見ています。 その後ろの通路側の席には日本人のビジネスマンの方が座っていたのですが、外からの光