本田技術研究所が「マンサイズ」(ミニサイズではない、という意味。この「大きさ」によって難しさが格段に増す。これについては後述しよう)のヒューマノイド(ヒト型)ロボットを開発していることを公表して以来、私はこのプロジェクトにひとかたならぬ興味を抱いて見守ってきたものである。 まずはその中で気付いた、あるいは知ることのできたエピソードをいくつか紹介しておこう。 ASIMOにはなぜ顔がないのか 「最新型」ASIMO。凹凸のある面でも3歩先の運動まで予測して自然な姿で歩くようになり、サッカーボールを蹴ることもできる。手指の作動機構を変え、指先に圧力センサーを備えたことで容器を開けて、飲み物を注ぐといった動作もこなす。最初のモデルの公開から11年が過ぎ、前作からの機能面の進化は個別要素の高性能化に向かっている印象。(写真提供:本田技研工業) ASIMOには「顔がない」。これにもちゃんと理由がある。二
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く