「去年との差分」に溺れる前に 「2019年のプランニングで大事なこと」 こんなタイトルを見ると、次のような内容を期待されるのではないでしょうか。 「変化の激しい2019年、心がけるべきポイントは?」 「今年のプランニングで重要になるキーワードとは?」…etc. 年末年始のニュースメディアは、各社独自の視点を持って、こうした期待に応えています。例えば以下のようなタイトルでしょうか。 ■「AIがもたらす働き方革新について、本当の話をしよう」 ■「コミュニティビジネスが、マーケティングを変える!」 ■「激変!! 5Gがもたらす動画の新世界」…etc. このような内容を期待していた方には申し訳ありませんが、本記事はそういった内容ではありません。 とはいえ、筆者はこれらの記事を否定しません。むしろ最新情報のシャワーを浴び続けることは、業種問わずあらゆる「戦略づくりに関わる人」の基本作法だと考えます。