仕事に関するtokotokotokotoのブックマーク (1)

  • ある編集者の気になるノート

    家族とは、そこにあるだけでは、家族として「機能する」とは限らない。 そのことに気づかされたのは、数年前、母が倒れたときだった。 その日、僕が勤めていた小さな編プロに、勤務先で母が倒れたという連絡があった。 母が入院した病院を訪ねると、脳梗塞だと伝えられた。 最悪、マヒや言語に障害が残ると言われ、母一人、子一人で育った僕は、途方に暮れた。 しかし、正確に言うと、母にとって「家族」は僕だけではなかった。 母の弟、僕にとっての叔父も、病院に駆けつけていた。 叔父に会うのは、久しぶりだった。 幼いころ、僕は、母が働いている関係で、 叔父と祖母が住む家に預けられ、一日の大半を過ごしていた。 祖母は僕をかわいがってくれたが、叔父はそうではなかった。 今で言うと、ニートのような暮らしをしていた叔父は、 虫の居所が悪いと、僕をすぐ怒った。手が出たこともある。 叔父にとって、僕は虫が好かない存在だったように

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