デジタルマーケティングはどのように着手するのがよいか。課題設定からチームメイキングの主なポイントは。東芝出身で現在は独立し、企業のマーケティング支援を手がける荒井孝文氏に聞いた。 ─販促予算について、荒井さんはどのようにお考えでしょうか。 プロモーションの目標とは何かと問われれば、「売上アップが目標だ」ということに議論の余地はないかと思います。「いくら販売できればいいのか」という見積もりを、どれだけ精度高くできるか、が勝負です。 「前年比XX%アップ」というだけでは根拠が薄いのはお分かりかと思います。それは姿勢だけの話です。 高い目標を掲げるのが一概にダメというわけではありません。例えば「前年比100%増」と言われると「高すぎるのではないか」という思いがよぎりますが、「達成するためにはこれだけのステップが必要で、きちんと実施すれば達成する」と言われれば納得するものです。目標数値だけで可能か
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