NHK NEWS WEB マララさん 教育が世界を変える世界では５７００万人もの子どもが、紛争や貧困などで初等教育を受けられずにいます。 そうした現状を変えようと声を上げたのが、パキスタンの少女、マララ・ユスフザイさんです。 去年、イスラム過激派に銃撃されて頭に大けがをしましたが、奇跡的に一命を取り留め、ニューヨークの国連本部で、世界中の女性と子どもに、教育を受ける権利をと訴えました。 マララさんの思いの広がりと、直面する困難についてイスラマバード支局の須田正紀記者の解説です。 １本のペン １冊の本が世界を変える １６歳の誕生日を迎えた７月１２日。 マララさんはニューヨークの国連本部に招かれ、パン・ギムン事務総長をはじめ、世界各国から集まった５００人の若者を前に演説を行いました。 銃撃事件後、初めて公の場に立ったマララさん。 演説は世界に生中継され、その堂々とした態度と、力強いことばに、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。 「
