オープンセミナー2017@岡山での発表スライドです
![技術的負債と向き合う](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5d0be31dd057c1459972106fc475b368fd05afbe/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ffiles.speakerdeck.com%2Fpresentations%2Ff5dc8a6fded74dd08fe51c04824204ca%2Fslide_0.jpg%3F7971332)
今日は少し技術的な話です。スタロジはいわゆるウォーターフォール型というスタイルで仕事をしています。そして工程別に担当が分かれています。 ブリスタを使っての打ち合わせが完了したら、ブリスタから設計情報を出力してスタロジの中でファクトリと呼んでいる所謂工場のライン的なチームにそれを回します。すると、プロジェクトごとの段取り替えなど含めておよそ20〜30分程度で実際に納品可能なシステムが一式出来上がります。 ・正規化されたデータベース ・追加・更新・削除の一連の処理 ・権限によるアクセスコントロール ・ワークフロー ・多様な検索 ・検索結果のCSVダウンロード ・入力支援のためのポップアップするマスタ検索画面など ・各種仕様書 およそ業務システムとして必要な一式が完成します。これは画面数やテーブル数などの規模には左右されません。工場となっているサーバのメモリ容量などの物理的成約で作業時間が決まり
昨日、大手SIerの方々と話をする機会があって、そこで出てきたのが、「誰が書いても同じコード」になることが重要で、それを実現するために、ドキュメントをいっぱい書かなくてはいけないという話。大手SIerは、大体同じことを考えていると思います。 でも、「誰が書いても同じコード」にするってのは、そもそも無理だと思うんだよね。そうやって、わざわざドキュメントをたくさん書かせても、めためたなコードを書くやつはいて、総合テストするときに、現場は燃え上がるもの。ある程度の規模以上のプロジェクトなら、どこでもそんな感じじゃないかと思います。 重要なのは、「誰でもメンテナンスできるコード」にすること。そのために、コーディング規約は、きちんと決めてみんなで守る、それ以上は、がちがちに縛る必要はない。 がちがちに縛るために、設定ファイルをたくさん書かせたり、必要以上のドキュメントを書かせるのは、一定の品質を確保
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