ハンブルガーSVのDF酒井高徳(26)が23日、16~17年シーズンの全日程を終えて成田空港着の日本航空機で帰国した。20日のリーグ最終節でヴォルフスブルクに2ー1で逆転勝ちを収めて1部残留が決定。シーズン途中から主将を務めた重圧から解放されて試合後には感涙した。 劇的な残留決定から3日が経過し「あまり泣くタイプではないんですけね」と前置きした上で涙の理由を説明。「クラブが1度も2部に落ちたことがないという重圧が一番。初めて2部に降格した時のキャプテンが日本人というのは、自分のプライドが許さなかった。色々な人から『大変だったね、辛かったね』と言ってもらったが、誰にもこの気持ちは分からないと思う。断ることができる中でキャプテンを引き受けて、残留できたことは本当に良かった」と胸中を明かした。 6月7日の親善試合シリア戦(味スタ)、同13日のW杯アジア最終予選イラク戦(イラン・テヘラン)に向