【中野のキーマン100人に会う:その1】大月浩司郎(フジヤカメラグループ会長)努力なき発展が育んだ「中野らしさ」。次代に必要な努力の形とは?[前編] 中野サンモール北口駅前広場から入って左側5軒目に僅か7坪のお店からスタートした父上創業のフジヤカメラ。2代目の大月浩司郎さんは中古カメラで中野をメジャーにした中野を動かすキーパーソンの一人である。昭和21(1946年)生まれには見えない若々しい行動家である大月さん。個人店が大型量販店と勝負をしても叶うわけがない。そこで取り扱いの少ない中古カメラに目をつけると、口コミで全国からカメラマニアが中野に集結。現在のような繁盛店への道の第一歩を記した。当時は地元の地域活動等には目を向ける暇もないほどに忙しく働いた結果、今では中野の顔ともいえるフジヤカメラへと父上から引き継いだカメラ店を発展させた人物である。 本インタビュー企画の1人目として、戦後から現