マウスは驚くほど便利な入力機器だが、詰まるところ、左脳的発想によって作られた左脳的作業のための機器だ。ほとんどの場合は十分有用だが、アイコンを描いたり写真を修整したりするとなると、これほど使いにくいものはないと呪いたくなる。持つにも動かすにもクリックするにも不便この上ない。右脳的作業には感圧タブレットがよい。そこで、この記事ではLinuxで感圧タブレットを使う方法を紹介しよう。 感圧タブレットは平板な形状をしており、シリアル、USB、Bluetoothで接続する。入力機器は手に持って使う特殊な「ペン」や「ブラシ」で、実世界のものと同じように動かすとタブレットがその動きと圧力と傾きを検知する。感圧式なのでブラシの運びや濃淡を変化させることができ、画像編集アプリケーションの描画ツールを実世界により近い形で使用することができる。 写真を修整する際の自由度も増す。絵は描かないという人にとっては、こ
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