「婦人公論」3月7日号(中央公論新 社) 今号の特集は「人づきあいで苦労するひと、楽しめる人」。冒頭では作家・阿川佐和子が「相手の心をゆるめるアガワ流会話術 世界中の人と仲良くなる必要はないのだから」と題し、対談で鍛えた“聞く力”の極意を語っています。「リズムよく相づちを/話をうながす『オウム返し』/自分のペースを押しつけない/視線は逸らさず、見つめ過ぎず」というのが“アガワ流、聞き方のポイント”だそうです。ふ~ん。内容とは関係ないのですが、本文中にも「アガワって○○じゃない? と言われる」など度々登場するこの“アガワ”というカタカナ表記。適度な親しみやすさ、適度なぶっちゃけ、適度な若づくり……この“アガワ”表記には、この方の万年お嬢さん体質が表現されているんですね。特に目新しさもないインタビュー内容ですが、「可もなく不可もないことを適度なユーモアを交えて話す=アガワ流」ということはよくわ