JR飯田線中部天竜駅(静岡県浜松市天竜区)構内にあるJR東海の佐久間レールパークが、今年11月1日に閉館する。飯田線を中心に在来線で活躍した古い車両を屋外展示する鉄道博物館として親しまれてきたが、平成23年春開館予定のJR東海博物館(仮称、名古屋市)に展示車両を移転することになった。奥三河の山中で陽光のもと輝く名車両を写真で紹介する。関連記事三菱電 豪で鉄道車両部品45億円受注【鉄道ファン必見】E233系がメトロ…記事本文の続き レールパークは3年4月に旧国鉄中部天竜機関区の構内線などを利用して開館した。約4000平方メートルの敷地に電車、電機機関車、気動車、客車など16両が現役時代の塗装で展示されている。3~11月の土日休日に乗車券か入場券で見学でき、これまでに延べ約70万人が訪れているという。 中部天竜駅の長谷川操駅長以下4人の駅員が館員を兼ねている。「ハチの巣取りが朝一番の仕事。アシ