このページでは、超伝導量子干渉計(SQUID)を紹介します。 超伝導量子干渉計(SQUID) まず、SQUIDとはどのような装置ですか。 SQUIDは超伝導磁束量子干渉計(Superconducting QUantum Interference Device)の略称で、微小な磁束の変化を検出することのできる素子です。位相の異なる超伝導体を障壁層を介して接合(Josephson接合)すると、二つの超伝導間にトンネル電流が流れ、それは接合面内を貫く磁束が磁束量子の整数倍のとき弱め合い、それ以外のとき強め合うというFraunhofer型の量子干渉効果を示します。このような性質をJosephson効果といいますが、一個以上のJosephson接合を超伝導ループでつないだデバイスをSQUIDと呼んでいます。 このSQUIDにはdc-SQUIDとrf-SQUIDがありますが、本装置で使用されているの
イットリウム系超伝導体(イットリウムけいちょうでんどうたい)とは、イットリウム(Y)を含む、90ケルビン(K)以上で超伝導転移を起こす化合物のことである。高温超伝導の中で銅酸化物高温超伝導に分類され、Y系高温超伝導体、Y系銅酸化物高温超伝導体とも書かれる。化学式はYBa2Cu3O7である。構成する元素の頭文字をとってYBCO(ワイビーシーオー)または、構成元素の物質量比(モル比)からY123(イットリウムいちにさん)とも呼ばれる。初めて発見された液体窒素の沸点(77 K)を超える転移温度をもつ超伝導体であり、この発見以後、超伝導の研究が盛んに行われるようになった。 イットリウム系超伝導体の構造 概要[編集] 1987年2月にヒューストン大学のチューらによってY-Ba-Cu-O系超伝導体が90 K以上の転移温度を示すことが報告された[1]。液体窒素の沸点(77 K)を超える転移温度をもつ超伝
発表・掲載日:2006/08/24 光を使った高性能薄膜の製造技術を確立 -世界最高級の超電導薄膜を低価格で提供可能に- ポイント 真空環境を必要とするプロセスで作った超電導薄膜は、高性能だが高コストであり、大気中、溶液プロセスで作った超電導薄膜は、低コストだが低性能であるという「常識」を覆す成果 超電導薄膜の重要な性能指標である臨界電流密度は、世界最高級の600万A/cm2を達成し、真空プロセスで作った超電導薄膜と同等以上の性能を実現 真空プロセスに比べ、成膜コストを1/10以下に低減、超電導薄膜に限らず、あらゆる大面積機能性薄膜の高速製造にも適用可能 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)先進製造プロセス研究部門【部門長 三留 秀人】相馬 貢 主任研究員、土屋 哲男 主任研究員らは、株式会社日本製鋼所(以下「日本製鋼所」という)【代表取締役社長
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く