バンダイは4月8日、アーティストと共同で新しいトイを開発するプロジェクト「A.i.R. Project」を発表した。第1弾商品は、メディアアーティストとして知られる鈴木太朗氏の作品「青の軌跡」を16分の1スケールにダウンサイジングしたインテリアアート。価格は5万2500円。 A.i.R.プロジェクトを担当するバンダイ・プレイトイ事業部の近藤創氏によると、A.i.R.は「Art in the Room」の略。「生活空間で楽しめるアートを提供する」ことをコンセプトにしている。玩具メーカーであるバンダイが芸術作品を商品化することについては、「大人にとってのアートは、子どもにとってのおもちゃ同様、心を広く、豊かにしてくれるもの。部屋の中に常にアートが存在する生活を提案したい」と話している。 同プロジェクトでは、今回のようなアート作品のダウンサイジングを中心に、年に1回程度のペースで新作を出していく