これは「WWF」のパンダマークをつかったものです。ちょっと見えづらいんですけど、WWFのロゴのところに点線が入っていて、切って持っていけるようになっているんですよ。そこにURLが入っていて、それを切り取ってURLにアクセスして、具体的にアクションしてくださいってことを伝えるものです。狙われている動物に対して、問題意識があったら切ってくださいっていう雑誌広告ですね。 フェリシモ: 見る人が実際に参加する感じですね。 永井さん: こういうことを、やってたんですが、このときはまだ「自分の作品が作りたい」っていう気持ちが前面にあって、まだ本当に、ソーシャルな課題に対して取り組むという感じではなかったんです。でも、あるとき「『広告批評』で、エコクリエイティブの特集があるので、見開き2ページで作品を作ってください」と頼まれて。そのときに、ただエコをテーマに表現してもまったく意味はないんじゃないか、具体