脚本家 北川悦吏子さん(53) きたがわ・えりこ/岐阜県出身。脚本家。17歳になった娘とは、おしゃべりができて楽しい、とほほ笑む。6月に写真詩集『恋をしていた。』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)を出版予定(撮影/写真部・小林修) 脚本家の北川悦吏子さんが、難病を患っていたことを初めて告白。病との過酷な闘いのなか、自身が書いたドラマのセリフに励まされることもあったと言う。 * * * 10万人に1人の割合で発症するといわれる病に二つかかりました。 一つは、ここで初めて明かしますが、国が指定する難病の「炎症性腸疾患」です。1999年の夏、人間ドックで見つかりました。大腸などの粘膜に慢性の炎症や潰瘍が起こる病気で、ほどなく倒れ、闘病生活が始まりました。もともと腎臓に持病があり、16歳のとき医師から「子どもは産めない」と言われました。 けれど93年に結婚して、97年に思いがけず妊娠、娘を出
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