春は異動や新生活に伴い、歓送迎会が多い時期だ。ここ数年、首都圏では3月に咲き、4月には散ってしまうことが多かった桜も、今年は4月の入学式シーズンに満開となっている。私も先日、打合せの帰りに王子駅までバスに乗っていたら、音無親水公園のあたりに人だかりが見えた。駅を降りて歩いて行ってみると、有名な卵焼きのお店には数十人の行列ができており、満開の桜のもと、缶チューハイを片手に楽しむ人たちがたくさん集まっていた。 東京・音無親水公園で咲く満開の桜(東京都北区、2017年4月4日著者撮影)私が取り組んでいる「食品ロス」という社会的課題。食品ロスとは「まだ充分食べられるにも関わらず、賞味期限接近など、さまざまな理由で捨てられる運命にある食品」を指す。日本全体では年間632万トン。東京都民が一年間食べる量に匹敵する。その半分は家庭から、残り半分が事業者から発生する。事業者由来のうちでも発生率が多いのが「
![お花見や宴会で全国に拡がる「食べきり運動」の発祥は(井出留美) - エキスパート - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1443c66e92bf1e29adec8715b957d86d129f28a2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnewsatcl-pctr.c.yimg.jp%2Ft%2Fiwiz-yn%2Frpr%2Fiderumi%2F00069591%2Ftop_image.jpeg%3Fexp%3D10800)