オープン戦(14日、西武-巨人、西武プリンス)西武プリンスドームに名称変更後初試合の始球式を、プリンスホテル所属のプロフィギュアスケーター・荒川静香さん(33)が行った。 西武戦の始球式はトリノ五輪で金メダルを獲得した直後の2006年開幕戦以来。娘の誕生日(11月6日)にちなみ背番号「116」のユニホーム姿で、左手には「デコレーションしました」というど派手なグラブをはめて登場した。 投球は惜しくもワンバウンドで、捕手を務めた西武・岡田のミットに収まったが、左足を高々と上げる投球フォームに、観客からは大きなどよめきが起こった。 登板後は「西武プリンスドームに生まれ変わって、最初の試合での始球式を務められて光栄です。今日は足を高く上げる投法を意識して投げました。ワンバウンドしてしまったけど、球の方向性は良かったと思います」と満足げだった。