「ページビュー神話が崩壊,ネット広告はどうなる」と,先日のエントリーで伝えたのだが・・・。それに応えるかのように,英国では,ネット広告指標としてページインプレッションを来年早々にも使わないことになった。 英ABC Electronicは,インターネットの広告効果指標として,ページインプレッションの代わりにユニークユーザー数を利用すると発表した。ネット媒体のユニークユーザー数は紙媒体の発行部数に相当するという。ページビュー(ページインプレッション)が実際の利用回数と乖離し始めていることもあって,広告効果の点ではユニークユーザーの方が妥当と見たのだろう。 インターネット広告の市場規模では米国が圧倒しているが,旧来マスメディア広告からネット広告へのシフトでは英国が先行している。NYTimes.comの記事によると,英国のネット広告シェアは2005年が8%で2006年が10.5%と,米国の4.6%
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