カリキュラム開発は、子ども向けにICTリテラシーに関するワークショップ教育を行うNPO法人CANVASが協力する。CANVASの石戸奈々子理事長は「プログラマーを育てたいわけではなく、論理的な思考や想像力、コミュニケーション能力など、情報社会を生きる上で欠かせない能力を養うひとつの手段としてプログラミングを捉えている。コンピュータ“を”使うだけでなく、コンピュータ“で”何かを作る楽しさをより多くの子どもに知ってもらいたい」と狙いを話す。 第1弾として同日、子ども向けプログラミング学習書を著書に持つ阿部和広さん(CANVASフェロー)を講師とし、広尾学園高校(東京都港区)の1年生約40人に1時間の特別授業を開講。今後はCANVASの公式サイトを通じ、全国の学校・自治体関係者からの申し込みを募る。 事業化や収益化は目的としないプロジェクトで、Raspberry Piを用いた教育プログラムの提供