比較的規模の大きいソースコードを見る際、何らかの目的を持った上でソースコードを読み始める。 目的の粒度は大なれ小なれ「コードのどこに着目するか」という疑問は必ず生じる。 パズルも完成形の絵柄を知らずに組み立てるのと 予め出来上がった後の形を知った上で組み立てるのとで 完成の時間が変わってくるように、ソースコードもその全体の形ができるだけ見えた方が良い。 とはいえ、数千行~数万行のコードを相手に 自分の手で一つ一つのクラスの役割や関連性を整理するのも得策ではないので、ここは一つ先人の知恵を活用した方が良さそう。 ということで、今回はソースコードリーディングのお供として活躍してくれるドキュメント自動生成ツール「Doxygen」と、構造体やクラス間の関係を図で出力してくれる「Graphviz」を紹介。 プログラミングの勉強中に何かの本のサンプルコードを読み解く上でも十二分に力を発揮してくれるので