さまざまなWebアプリケーションを構築していると、メールと連携した仕掛けが欲しいというケースが出てくると思います。例えば、ECアプリケーションであれば、注文処理を行ったタイミングで商品提供者には注文があった旨を通知することで、定期的にサイトやデータベースを確認しなくても済むようになります。顧客には受注確認通知を送信すれば、注文時にいちいちWebの画面をコピーする必要もなくなります。はたまた、新規商品が追加されたタイミングで、新着情報を希望者にニュース配信するというようなケースもあるかもしれません。 いわゆる「プル型(自分で情報を収集する)」であるブラウザ・アプリケーションと、「プッシュ型(情報提供者が積極的に情報を配信する)」であるメール・アプリケーションとをうまく連携させることで、よりユーザ・フレンドリーであり、サイト管理者にとっても有益な仕組みを提供することができるのです。 本稿では、