第1回「Excelファイルの個人所有が『見える化』を阻害する」では、中堅・中小企業にとっての「データの見える化」とは何かについて解説した。第2回以降は、前回お伝えした通りクライアントPC、サーバ、ストレージといったデータ格納場所ごとにデータの見える化を実現する際のポイントについて述べていく。今回は、クライアントPC内(以下、クライアントPCは「PC」と表記)のデータについて取り上げる。 PC内のデータ活用における2つの課題 中堅・中小企業がクライアントPC内のデータ活用に関して抱える課題には、大きく分けて次の2つがある。 社員が自分のPC内から目的のデータを素早く見つけることができない 各社員が自分のPC内にデータを保持してしまい、適切に共有できない 1は誰もが一度は経験したことのある悩みだろう。フォルダを整理しているつもりでも、「得意先へ送った提案書が見つからない」となり、ファイル名やキ
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