はじめに 「Web 2.0」という言葉にソワソワしているアナタ。そう、そこのアナタです。どうっすか? coolなcode書いてますか? 短めの茶髪をツンツン立ててますか? 流行のメガネ男子をやってますか? あ、さっそく脱線してますね。すいません。 「Web 2.0」という言葉には、明確な定義がないため、非常にあいまいな使われ方をしています。なんとなく「Web 2.0」っぽいとか言われても、人によって基準が違うので、概念を共有できる保障がありません。言葉だけが一人歩きしてしまったために、バズワードだという識者もいます。 「Web 2.0」的と言われているサービスでは、新しい技術によって何かを成しているというよりも、既存の技術の捉え方を変えたり、組み合わせたりして、新しいサービスを実現していることがほとんどです。「Web 2.0」を新しい技術だと捉えると、本質を見失ってしまう危険性があります。