8月24、25の両日、同大で入試の合否とは無関係の新フンボルト入試「体験版」が行われ、計261人が参加した。文系は「教育格差」をテーマにした講義でスタート。 従来の「1点を争う一発入試」からの脱却を図るお茶の水女子大学が、図書館での調べ学習などを組み込んだユニークな新型AO入試「新フンボルト入試※」を来年度から始める。入学者選抜にとどまらず、高校と大学の学びの違いを理解してもらうのも狙いのひとつ。それにしてもなぜ図書館を舞台に据えたのか、新入試によって大学図書館や大学の未来をどう描こうとしているのか。同大入試推進室長の安成英樹教授と、猪崎弥生・図書館長(学術情報・広報担当副学長)に質した。(聞き手・読売新聞専門委員 松本美奈) ウェブ上で「交論」しませんか。(サイト上匿名もできますが、名前、職業、年齢、連絡先は明記を) メール送信先 daigaku2014@yomiuri.com ※新フン