(CNN) 人工甘味料やステビアなどの非栄養甘味料は糖分の摂取量を減らす1つの手段ではあるが、長期的にみると糖分の摂取を抑えて減量につなげる効果が実際にあるかどうかは証明できていない――。米心臓協会と糖尿病学会がそんな共同見解を発表した。 これまでの研究では、糖分を採り過ぎるとトリグリセリドという中性脂肪が増えて肥満につながり、心臓病や糖尿病にかかるリスクが高まるとされ、心臓協会は2009年に糖分の摂取量を減らすよう勧告している。 しかしその手段として非栄養甘味料を使った場合、実際にカロリーと糖分の摂取量を減らせるのかどうかについては結論が出ていなかった。 スタンフォード大学のクリストファー・ガーディナー氏はこの問題について調査を実施。「非栄養甘味料は上手に使えば食品のカロリーや糖分を減らす手段となり得、健康的な体重を維持あるいは達成する助けになる」とした。 一方で、ダイエット効果について