正月早々、間の抜けた質問で恐縮である。しかしながら、正月こそこういう基本的な事を考え、再確認するのに相応しいと思い記事にする事にした。 朝日新聞が、ユーロが愈々100円の底を割ってしまった事を報じている。 欧州の共通通貨ユーロの下落は12月30日のニューヨーク外国為替市場でも止まらず、ユーロが現金として使われ始めた2002年以降では最安値となる1ユーロ=99円47銭近辺を一時つけ、99円台後半で取引を終えた。欧州の債務危機への不安を抱えたままの越年となった。 先ず、EUを鳥瞰してみる。 決して揃う事のない加盟各国の足並み。機能不全の欧州中央銀行(ECB)。口は出すけど、金は出さないIMF。その隙間から、共通通貨のEUROが助けも無く、自沈して行く。 このファンダメンタルズは今年もきっと相変わらずで、結果EURO安は当分続くと思う。 しかしながら、朝日新聞の記事にもある、こういうステレオタイ
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