日本の社会保障はあまり充実していない。 医療費も学費も無料だという外国の話題を見ると羨ましくて仕方がない。 福祉というと引き合いに出されるのはスウェーデンである。 スウェーデンは高負担、高福祉の国であり、ある意味では日本の対局にある。 しかし、日本の実態はスウェーデンよりも高い負担を強いられている高負担、低福祉なのだそうだ。 比較するのは「再修正国民純負担比率(社会保障給付費や公財政支出教育費を差し引いた数字)」、つまり払った分からの返りを勘案した数字である。 http://getnews.jp/archives/25650 日本が低いのは額面上の数字だけであることが分かる。 消費税5%は確かに諸外国に比べれば安いが、全てにかかるので税収自体は変わらない。 額面上は安いから、まだ上げると言っている。 国民総所得(GNI)を150万円上げると言っても、実態は親の総取りで、庶民には回ってこない