日本の非正規雇用者は増加の一途であり、彼らの給与は正社員と比較して低く抑えられている。 人件費を下げることができ、生産性は向上した。 しかし、その結果として需要は落ち込んだ。 それは当然で、ある程度の安定が無ければとても消費にお金を回すことなどできない。 ●正規、非正規の区別は合法搾取である!! モルガン・スタンレーMUFG証券の日本担当チーフ・アナリストでありWBS(ワールドビジネスサテライト)のコメンテーターも務めるロバート・フェルドマンが日本の需要を増進させる方法を語った。 WBSソーシャルという視聴者からの質問に答えるコーナーでのことで、非常に分かりやすく、日本の抱える問題の心奥突く回答に感銘を受けたので紹介したい。 質問 非正規社員の増加は労働コストを下げ、企業の生産性の向上に寄与した反面、労働による再配分機能を衰えさせ需要悪化を招いた。両立する方法は? 回答 同一労働、同一賃金