スウェーデンのヘネス・アンド・マウリッツ(H&M)は21日、歌手の安室奈美恵さんと組んだ商品の第2弾を売り出した。第1弾に引き続き話題を集め、渋谷店の開店前には500人以上が行列。安室さんの地元沖縄の店舗でも大勢が列を成した。9月の引退を控え、幅広い世代の女性ファンが「安室グッズ」を購入している形だ。 「安室ちゃんが着ている服が欲しくて」。先頭で待つ20代女性は早起きし5時半に着いたという。旗艦店の渋谷店前には大勢の人が列を成した。10時に開店すると目当ての商品に殺到した。 一番人気だったのはベージュ色のトレンチコート。店員が補充してもサイズを気にせず手に取る女性が目立った。H&M日本法人のルーカス・セイファート社長は「第1弾も満足できる結果だったが、今回はそれ以上だ」と驚きを隠さない。同社によると全国82店で計1万6000人が列を成したという。 安室さんとのコラボ商品は、H&Mが安室さん