2012年7月24日から開催されているイベント「モバイル&ソーシャルWEEK 2012」において、ニッセンでマーケティング本部CRM推進部ソーシャルメディアチームを率いる柿丸 繁氏は「ニッセンのビッグデータ活用事例 ~VOC活用による次世代型CRM~ 」と題し、ビッグデータの観点からソーシャルメディア活用について自社の取り組みを説明した(写真1)。 ニッセンでは、従来の事業基盤であるカタログ通販を推し進めるかたちでEコマースの売上を拡大しているという。具体的には、セグメント化した顧客に対し、One to Oneマーケティングに基づいたカタログを配布したり、コンテンツ配信を実施したりすることで、売上を拡大。ここでは顧客DBをいかに充実させていくかが事業基盤の一つになるという。 3つの取り組みでソーシャルメディア活用を促進 この事業基盤に基づき、3つの取り組みを通じてソーシャルメディア活用を促