大谷翔平は投手として10試合に登板し3勝をマーク。打者としては打率.270、19打点、3本塁打(9月13日時点)。投打に非凡さを見せているが、二刀流の難しさも感じながらのシーズンを過ごしている。 ドラフトの補強がいかに優勝争いに影響を及ぼすか。今年のペナントレースをみていると、改めてそのことを痛感させられる。 今年の両リーグの首位を走るチームには、優勝の原動力となったルーキーがいる。 セ・リーグの巨人は菅野智之投手で、パ・リーグの楽天は則本昂大投手である。 菅野は東海大卒業時に日本ハムの1位指名を受けながら入団を拒否。1年間の浪人の末に、念願の巨人入りを果たした。 入団後は前評判通りのピッチングで、すでにチームトップタイの12勝をマーク(記録は9月12日現在、以下同)。防御率2.78、1イニングに四球と安打で何人の走者を出すかを計る指標のWHIP1.12は、ともにリーグ4位。先発して6回を
![菅野、大谷と2年連続“強行指名”。低迷する日ハムのドラフト戦略を問う。(鷲田康)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c5360c846bd0fb96fa93ccfb0d8170661047d3c3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F7%2F0%2F-%2Fimg_708cefad3f026f4b6946772b9a2cb8ed249531.jpg)