御多分に洩れず、本好きです。本は何でも好きなので「趣味は読書」と言うと、自分ではちょっと違和感があります。読書は生活の一部で、あえて趣味と言うならば中でも翻訳SFとファンタジー、というところでしょう。 本を捨てたり売ったりしないので、家にはかなりの量の古いSFやファンタジーがあります。そして始終それらを読み返しています。新しく出たものを購入して読むのと古いものを読み返すのと、時期によってはバランスが1:2くらいになっていることもよくあります。 古いものを読み返して「うん、やっぱり今読んでも面白い」と思ってそのことを自分のブログやTwitterに書こうとして、すでに出版元で絶版になっている、ということがしばしばあります。確かに古いですし、まして翻訳SFやファンタジーとなるとそもそもの読者数が少ないのも紛れもない事実でしょうから、仕方がないな、とは思います。 しかし、自分の判断では、この作品が