高度経済成長時代に大量供給された「団地」ですが、今となってはその狭さやエレベーター無し等の条件が敬遠され、入居者の高齢化と空室増加に悩む建物が増えているようです。今回の無料メルマガ『まんしょんオタクのマンションこぼれ話』ではマンション管理士の廣田信子さんが、「先入観を排し住み替え需要を熟考すべし」とし、具体的な解決策を記しています。 若い夫婦なら階段も平気でしょう…はない こんにちは!廣田信子です。 築50年をもうすぐ迎える1住戸が50平米の階段室型5階建て団地。都市郊外にたくさん見掛ける団地です。50平米では、子どもたちが中高生のころは、狭くてたいへんだったけど、この団地のコミュニティが好きで、そのまま頑張ってきて、子供たちが独立して、夫婦2人暮らし、そして、1人暮らしになると、ちょうどいい広さです。 でも、居住者の高齢化とともに、階段がきつくなるということで、一時期、何とかエレベーター