2018年02月03日21:00 他人の話を進んで聞くタイプの人間が極端に不足している時代 https://narumi.blog.jp/archives/74310333.html他人の話を進んで聞くタイプの人間が極端に不足している時代 ちょっと前に、村上春樹の「1973年のピンボール」という本をぱらぱらと読んでいたら、書き出しの部分がふと目がとまった。 見知らぬ土地の話を聞くのが病的に好きだった。 他人の話を進んで聞くというタイプの人間が極端に不足していた時代であったらしく、誰も彼もが親切にそして熱心に語ってくれた。 見ず知らずの人間が何処かで僕の噂を聞きつけ、わざわざ話しにやって来たりもした。 これいまもそうだよなって思った。 TwitterやFacebookを眺めていると、誰もが自分の話を聞いてほしそうにしてる。みんながみんな自分のことを書き、話し、表現し、第三者にそれを受けとめて