表には、第1因子から第3因子までの因子 (感情を生み出す心理的な因子ですから、感情因子、または感情意識といってもよいでしょう) が出されていて、それぞれの因子が占める割合が寄与率という%で示されています。 寄与率は、好みの色の選択行動を支持している心理的な意識の重み(大きさ)を表しています。 単一色素を選んだ人の場合の寄与率は、第1因子が41%、第2因子が30%、第3因子が16%になっています。 おや、全部足し合わせても100%になっていませんよ。 87%ですね。 実は、残りの13%には、第4因子以下の小さな感情因子が含まれているのですが、小さな因子は問題にする価値がないので無視するのです。 コンピュータは残りの%が少なくなると計算をやめてくれますので、第2因子までしか出ないこともあり、第5因子まで出すこともあります。 さて、感情因子はこのように数量化されて抽出されました。 念のために申し