※八房(やつふさ)→母犬を亡くし狸に育てられ、のちに里見家で飼われることになった犬。 体に八つの牡丹っぽい斑がある。 ※玉梓(たまずさ)→神余光弘のお妾さんから山下定包の正妻となるも夫の悪行により処刑。死に際に「児孫まで畜生道に導きて、この世からなる煩悩の犬となさん」と呪詛の言葉を残して怨霊に。 リンク Wikipedia 南総里見八犬伝 『南総里見八犬伝』(なんそうさとみはっけんでん、旧字体: 南總里見八犬傳)は、江戸時代後期に曲亭馬琴(滝沢馬琴)によって著わされた大長編読本。里見八犬伝、あるいは単に八犬伝とも呼ばれる。文化11年(1814年)に刊行が開始され、28年をかけて天保13年(1842年)に完結した、全98巻、106冊の大作である。上田秋成の『雨月物語』などと並んで江戸時代の戯作文芸の代表作であり、日本の長編伝奇小説の古典の一つである。『南総里見八犬伝』は、室町時代後期を舞台に