(CNN) 中国やカナダなどの古生物学者らのチームは12日までに、中国雲南省で約1億9000万年前の恐竜の胚(はい)の化石を発見したと英科学誌ネイチャーで発表した。化石を分析した結果、卵の中で胚が極めて早く成長していたことがわかったという。 研究チームによると、化石は竜脚類のもので、これまで発見された恐竜の胚の化石では最古級の約1億9000万~1億9700万年前のもの。同類の恐竜の中には体長9メートルに及ぶ個体もいたとみられる。 研究チームは200を超える胚の骨の化石から骨が作られる様子を観察。これまで明らかでなかった恐竜の胚の成長過程について研究を進めた。 研究チームによると、今回発見した恐竜の胚は現在の動物と比べて極めて成長が早く、卵の中にいるうちから筋肉を収縮させていたという。成長速度を決める要因として、研究チームは骨の内部で骨細胞を収める「骨小腔」と呼ばれる空間に着目。今回の化石で
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く