オースラリアを拠点に活躍している藤井勘一郎騎手(31歳)が、7月15日の門別1Rで日本での初勝利を挙げた。騎乗馬はハッピーヴィータ。現在はホッカイドウ競馬の田中淳司厩舎所属として期間限定騎乗をしており、10戦目でのVとなった。 ◆藤井勘一郎騎手「門別での騎乗を始めて2週間になりますが、まずは1勝できてホッとしています。能力検査では良い成績の馬でしたが、レースでは何があるかわからないので、気を引き締めて乗りました。能力のある馬に乗せていただいて、関係者の皆様にとても感謝しています」 藤井騎手は奈良県出身。豪州・クイーンズランド州所属。6月7日に韓国で行われたトゥクソムCではエスメラルディーナに騎乗して勝利を挙げている。今回の免許期間は9月30日(水)まで。
岩手の高橋悠里騎手(28)=鈴木七郎厩舎所属=が韓国ソウル競馬場で期間限定騎乗を行うことが6月30日、岩手県競馬組合より発表された。期間は7月18日(土)~10月31日(土)を予定。 高橋騎手は2008年1月13日にマカオ国際見習騎手招待競走に出場しており、今回で2回目の海外での騎乗となる。 ◆高橋悠里騎手「韓国では、過去にも内田利雄騎手など日本人騎手が活躍していますので、岩手にもこんな騎手がいたのだなと印象付けられるよう全力で頑張りたいと思います。海外で騎乗するのは7年前のマカオに次いで2回目ですが、前回は招待を受けての騎乗。今回は自ら希望しての騎乗となりますので、恥ずかしくない騎乗をしてきます」
5月10日のGIII新潟大賞典で、L.オールプレス騎手が騎乗し2着となったナカヤマナイト(牡7歳、美浦・二ノ宮敬宇厩舎、父ステイゴールド、母フィジーガール)が右前浅屈腱炎を発症していることが判明、9カ月以上の休養を要する見込みとJRA報道室が発表した。
1日(日本時間2日早朝)にアメリカ・チャーチルダウンズ競馬場で行われたケンタッキーオークス(3歳牝馬、GI、ダート1800メートル)は、カーワン・クラーク騎手が騎乗したラヴリーマリア(J.ジョーンズ厩舎)が優勝した。 クラーク騎手は、4月に誕生日を迎えて56歳になった大ベテランジョッキー。ラヴリーマリアとのコンビで制した前走のアシュランドSが、40年近い騎手人生で初のGIタイトルだった。超がつく遅咲き騎手による立て続けのビッグレースVは、12万3000人超というケンタッキーオークス史上最多のファンが見守るなかで達成され、クラーク騎手は「私の年齢で、私のようなポジションの騎手に、こんな機会が与えられた。いくら感謝しても感謝しきれない」と感慨に浸った。 JRAでは岡部幸雄騎手が53歳で天皇賞・秋(シンボリクリスエス)を制したのが最年長。世界では、ウィリー・シューメイカー騎手がやはり56歳でブリ
新時代のパリを創造するため、仏政府が2030年頃の実現を目指し取り組んでいる“グランパリ計画”の一環として、サンクルー競馬場の閉場が検討されていることが明らかになり、仏競馬界に動揺が広がっている。シルヴィア・ピネル住宅大臣が2月下旬にまとめた政府計画によれば、同競馬場は5年後の20年までに閉鎖となる可能性があり、跡地には6000戸の公営住宅が建てられるという。 この国益介入(OIN=Operation d’interet national)は12日に公となり、これを受けてフランスギャロは14日に緊急記者会見を開き、ベルトラン・ベランギエ会長は「競馬界にとって欠かすことのできぬ重要な競馬場であり、質の高い国際的な競走とともに多数の雇用も生み出しています。土地の譲渡は考えられず、もしも失うことがあればそれは悲劇です」と語った。 1998年7月に定められた市の都市計画によりサンクルー競馬場は保護
JRA所属馬が初めて韓国に遠征することが22日、分かった。昨年の交流GII関東オークスを制したエスメラルディーナ(美・斎藤誠、牝4)で、6月7日に果川市(ソウルに隣接)のレッツランパークソウル(旧ソウル競馬場)で行われるトゥクソム杯(GIII、5歳以下牝馬限定、ダ1400メートル、賞金総額4億ウォン=約3800万円)に出走する。同馬は22日、福島県のノーザンファーム天栄に移動、遠征準備に入った。 韓国競馬は近年、国際化を図っており、外国人にも馬主の門戸を開放。ノーザンファーム代表の吉田勝己氏、サンデーレーシング代表の吉田俊介氏が、外国人として馬主免許を取得しており、3月には済州島のセリで2歳馬を落札している。 1980年以降、日本の種牡馬が韓国に輸出されており、アドマイヤドンやフェデラリストが渡っている。競走馬では、2013年に大井競馬の3頭がソウル競馬場の交流競走に出走。これが日本馬の韓
昨年の中山大障害を制したレッドキングダム(栗東・松永幹夫厩舎、牡6歳)の引退が決まった。同馬が所属する東京サラブレッドクラブのホームページで発表された。 1番人気に推された中山グランドジャンプ(7着)の後に屈腱炎が判明。詳しい診断の結果、左前脚の屈腱部の損傷率は30%以上とみられ、回復に時間がかかることや、負担の大きい障害レースでは再発の危険性が高いこともあり、関係者が協議した結果、引退が決まった。 レッドキングダムは、デビューから7戦して勝ち星を挙げることができず、転出した岩手競馬で4戦2勝の戦績を残して中央に再転入。その後も平地では勝ち星を挙げられなかったが、障害馬として素質を開花させ、昨年の中山大障害では人気のアポロマーベリックを抑えて完勝。ディープインパクト産駒としては初めての障害重賞ウイナーとに輝いた。今期初戦のペガサスジャンプSも快勝して、中山グランドジャンプでは単勝1.5倍と
ドバイシーマクラシック3着のワンアンドオンリー(栗・橋口弘、牡4)の次走が、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(7月25日、英国・アスコット、GI、芝2400メートル)に決まった。前哨戦を使わずに直行する。31日、橋口弘調教師が明らかにした。 「負けたとはいえ、ドバイの内容は日本のダービー馬として恥ずかしくないもの。胸を張って英国にいきたいですね。ステップレースは使わず、ぶっつけで挑みます」と決意を語った。 同馬は帰国後、鳥取県の大山ヒルズで着地検疫を行う予定。その後、栗東トレセンで調整し、英国に向かう。2006年に3着に敗れた父ハーツクライが果たせなかったVに挑む。僚馬クラレント(牡6)も、英国遠征に帯同し、サセックスS(7月29日、英国GI、グッドウッド、芝1600メートル)に挑戦する。 また、ドバイWC9着エピファネイア(栗・角居、牡5)は、帰国後の状態をみて、宝塚記念(6月2
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く