セントライト記念を制して、動向が注目されていたイスラボニータ(美浦・栗田博憲厩舎、牡3歳)は、クリストフ・ルメール騎手とのコンビで天皇賞・秋(11月2日、東京、GI、芝2000メートル)に向かうことが明らかになった。同馬が所属する社台サラブレッドクラブのホームページで29日、発表されたもの。陣営はセントライト記念のレース後には菊花賞(10月26日、京都、GI、芝3000メートル)に向かう意向を表明していたが、距離適性などを考慮したうえで協議した結果、古馬相手の中距離路線で頂点を目指すことになった。 イスラボニータの主戦を務めてきた蛯名正義騎手は、先約があるフェノーメノ(美浦・戸田博文厩舎、牡5歳)とのコンビで天皇賞に臨む。